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独自の塗装技術で、“こだわり”を先の先まで。
美しく均一な塗装膜厚と高機能を実現、
環境に配慮した「カチオン電着塗装」。
「カチオン電着塗装」とは、導電性を持つ液体塗料を満たしたタンクに被塗物を浸漬し、
被塗物(-)と対極(+)との間に直流電流を開放。被塗物に塗料粒子を析出・硬化させ、塗膜化する塗装システムです。
主に自動車などの金属部品、仕上げ塗装の下地処理などに使用されています。
当社では、優れた防錆性能とともに、環境にも優しい塗装技術として高く評価される
『鉛フリーカチオン電着塗装』を採用。前処理にリン酸亜鉛皮膜を使用し、密着性、耐久性、美観を高めています。
《カチオン電着塗装のメリット》
・高い防錆性能 ・均一な塗膜厚で塗装できる ・優れた付き廻り性で内板防錆に好適 ・水性塗料のため、溶剤の害が殆ど見られない ・塗料損失を抑え、鉛フリーで環境負荷が少ない ・耐食性に秀でている
高エッジカバー採用で、さらなる防錆性を発揮。
今や塗装のスタンダードとなった「鉛フリーカチオン電着塗装」において、 さらなる品質向上を図るべく、本社工場で使用する塗料を改良しました。新塗料が持つ最大の利点は、現行塗料で補うことができなかった飛躍的な《エッジ防錆性能》です。 高度なエッジカバーを実現した新塗料では、塗膜粘度を高めることで焼付時の収縮を制御。 エッジ部の塗膜保持率を、格段にアップさせました。
エッジ部の電着塗装皮膜の比較
現行系の非エッジ防錆塗料の被覆膜厚は2~3μm程度に対して エッジ防錆塗料では8~10μm程度の被覆膜厚が確認されました。
(ともに電着塗装皮膜厚は18μm~22μm)
※写真はピンポイントのイメージ画像です。
状況によりエッジ部の状態は変化します。